時が造るたたずまい


久しぶり … って30年ぶりに

 

お目にかかる方が出演される音楽会に

 

行ってきました。

 

彼は私の父の若かりし頃の教え子で、

 

御年73歳になられたそう…

 

この前お会いしたのは 彼がバリバリ

 

 

銀行マンで、わたしも大学を卒業し、就職して…なんていう頃

 

その後 おうわさは伺えど、お目にかかる機会がないまま現在に至っていました。

 

音楽会の開場はみなとみらいにある横浜美術館に併設された小ホール

 

私も横浜市民の端くれですが、こちら:港の方面に出かけるのは これまた久しぶり

 

音楽会は音楽愛好家の方たちがそれぞれ日ごろの練習の成果を披露する『独唱』形式

 

で、構成メンバーはほぼ全員シニアの方たちとお見受けいたしました。

 

演目はクラッシクの聞き覚えのある曲が多く、それぞれ思いを込めてのステージです

 

と、知らぬまに 次はどんな方? と楽しみに待つ自分に気付きました。

 

ステージに向かわれる足取り 立ち姿 声 選曲 そしてファッションにも

 

お1人 お1人のこれまで過ごされてきた時が凝縮されているような気がして、

 

歌はもちろんですが、心をこめて独唱されるお姿 そのトータルの『たたずまい』に

 

感じ入って… 時の経つのを忘れるほど

 

当の彼 凄かったです!

 

少し猫背になられ、お年をとられた感じを受けたのですが、なんのその…

 

聴かせて下さいました。 すばらしかったです ☆ ☆ ☆

 

偶然 明日は父の教え子の皆さんが集まられるのだそうで、

 

「先生もお元気だったら…」と彼 ホントにね〜

 

私だって、今だからこそ話せることもありそうなのに…