里におりたら途中下車して…
仁和寺へ …
そして 次なる目的地は北野白河町
静かな住宅街を歩くとほどなく手彫りの看板が
見え、ありました〜!『長文屋』さん
この地で4代続く七味唐辛子の専門店です。
始めての訪問です!
楽しみにしていたんですょ。
店中ではご主人がまさに七味の調合中!
手前にはいかにもフレッシュで初々しい色の
粉末がケースいっぱいに並んで
まさに スパイスパレット
「柚子を多めにお願いします…」
地元の方とおぼしきお客さまの注文に応えて
調合… 味見… 「もう少し入れて…」の声にさらに柚子を加えてまた撹拌…
気に入った味と香りの七味になるまでの細やかな対応は、なんと贅沢なこだわり
でしょう!
山椒・麻の実・唐辛子・芥子・胡麻・柚子と並んだパレットの中でひときわ目を
ひいたのがこちらの緑 何でしょう?
『青のり』は別のパレットに入っているし… ?
この初々しいグリーンは青柚子? ・・・?
いえいえ 『山椒』なんだそうです!
青山椒を挽きたての状態でプロが保存すると
この色と香りを保てるのだそうで、
「お持ち帰り後も冷蔵庫に入れてくださいね。」
「さもないと、すぐ色が変わっちゃうから…」
新鮮なうちに使い切るだけ求めて また 補充 調達…
スパイスを美味しくいただく秘訣はそこにあり! と再認識
ご主人とのスパイス談義も楽しく、先ずはお奨めの『中辛』『辛口』をお土産に…
次回は好みを伝えて調合してもらいたい… 再訪の楽しみができました。
北野天満宮にもお参りしましたょ…
境内を流れる紙屋川の川面をおおう見事な枝振りの楓たち
枝先がわずかに色付き始めているのを見上げながら、紅葉真っ盛りにはさぞかし…と
想像を膨らませての散策となりました。
境内脇から上七軒へ抜け、菓子処『老松』で、お土産に“老松”を購入
そのお味は … ゆず餡の甘みと香り そして ほろりとした食感の品の良いこと!
五感に嬉しい京都散策 1日目となりました。
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