初夏を思わせる陽気の中、奈良県の南西部
葛城市にある當麻寺を訪れて参りました。
トコトコ走る2両編成の電車から降り立つ
と、すぐに待っていてくれたのは『よもぎ餅』の
『中将堂本舗』さん
折しもcocoroba4月の講座テーマは『よもぎ』
ですから、ここは見聞を兼ねて… ね!
喫茶コーナーから見渡せる作業場では皆さまかいがいしく…
突きの作業のみ機械化されていましたが、他はすべて手作業
窓辺にはザルいっぱい!朝摘みの『よもぎ』がお餅になるのを待っていました。
一口大のよもぎ餅は牡丹の花びらをかたどっているそうで、
きめ細かく甘さ控えめな餡がたっぷりのって…
香りよし 目にもよし もちろん食べてよし さすがはハーブの女王様
菱餅にも、粽にも 使われ お灸の艾:もぐさの原料にもなって
北アジア原産の『よもぎ』が渡来『和』を象徴する植物になったたくましさと
それを使いこなしてきたご先祖さまの知恵と工夫に敬服です。
ちなみに ベトナムにもあるんです Banh It Den と呼ばれる『よもぎ餅』
ヨーロッパではリキュールの風味付けにも大活躍
アブサン に ベルモット 昔は薬酒として飲まれていたそうですょ。
さあ ここから先は講座でのお楽しみ… こう ご期待 !
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