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やんちゃの果てに… cocorobaハーブ通信7

ある日 お母さんうさぎが「お百姓の

 

マグレガーさんの畑だけには行っちゃ

 

いけませんよ…」と言い残してパンを

 

買いに出かけると、

 

ピーターは…一目散にマッグレガーさん

 

の畑に駆けつけ、無理やり木戸の下から

 

もぐりこみました。

 

まずレタスを何枚か…

 

それからさやいんげん

 

はつかだいこんも何本か食べて …

 

ここまでは順調だったんですけどね、

 

パセリを探しに行ったら 🐾 🐾 🐾

 

さ〜あ大変!

 

ばったりマッグレガーさんに出くわし

 

てしまったのです!!

 

「どろぼうだ〜」とどなりながら追いかけられたピーターは、畑じゅうを逃げまわり

 

片方の靴はキャベツ畑で、もう片方の靴はジャガイモ畑で無くしてしまいました…。

さらに網に飛び込んで、上着のボタンを網にひっかけてしまい、もう駄目だ… 

 

大粒の涙をこぼしていると、スズメ達が激励に来てくれましたょ…

 

そうこうしているうちにまたまたピンチ!

 

マックレガーさんがフルイを持ってピーターにかぶせようとしましたから、

 

ピーターは夢中で上着を脱ぎ捨てて逃げるはめに …

 

駆けて 駆けて 飛び込んだのが

 

水がいっぱい入ったジョロの中!

 

息を潜めて隠れていると…

 

しばらく捜したマッグレガーさんですが

 

追いかけごっこに見切りをつけて畑に

 

戻ってゆきました。

 

その後も白猫に遭遇したり、

 

またマッグレガーさんに見つかって

 

追いかけられたりしながら…

 

ようやくピーターは木戸をくぐり、

 

森へ逃げ出すことができたのです。

きのどくに、ピーターは その晩 おなかの具合がよくありませんでした。

 

おかあさんは ピーターをねかして、かみつれをせんじて、ピーターに1回分のお薬

 

を飲ませました。 「寝る前に大さじ1杯ですよ」 (以上本文より抜粋)

ピーターうさぎ君 ジョロの水に浸かって冷えちゃったんでしょうね。

 

おかあさんうさぎが煎じてくれた『カミツレ』はカモミールのお花を乾燥させたもの

 

ハーブが生活の中にある100年あまり前のイギリスの田舎暮らしがほのぼのと

 

描かれ、たちのぼる湯気の温かさや、その香りまで伝わって来そうなシーンでしょ…

 

初めて絵本に胸ときめかせてから、私が実際にカモミールの香りを知ったのは10年

 

以上たってからでしたけれど、最初の1歩はこの挿絵に出会った時から… 

 

時とともに『ハーブのある暮しLOVE💘』が膨らんでいるのであります🌈✨