時の海軍大臣アールグレイ伯爵がたいそう
気に入られ、「これをまた…☕️」と請われた
桐木村の紅茶『正山小種』は武夷山の奥地に
自生している茶葉を摘んでつくられるので、
なかなか手に入りません。
その上 龍眼の甘い香りをもち、松葉の燻煙臭
も付着した超〜〜〜 個性的なお品
そこで、オーダーを受けたロンドンの茶商が考えた代替え作戦?は、
「柑橘の香りを付けてみよう!」でした。
選ばれたのはベルガモットの香り🍊
イタリア半島の先端の限られた地域でしか良質の果実が実らない気難しい果実🍊です
その果皮を乾燥させたチップを茶葉に混入して…
「伯爵さま 香りとお味のほどはいかがでしょう…?」
結果 伯爵はその新作紅茶をたいそう気に入られ、一件落着…
この紅茶はフェレーバーティーの先駆けとなり、以来伯爵さまのお名前をいただいた
『アールグレイ』は人々に愛され続けて今日に至る…というわけです。
*紅茶の新領域を開拓してくれた『ベルガモット🍊』
こんなところにも密かに?名前を残していますょ…
イタリア人がベルガモットを水に入れて携帯しつつ、ドイツはケルンまで旅をした時
のこと…その水で体を洗ったら、とても好い香りがしたので、ケルンの王様に献上し
てみたところ… 王様は大変気に入られて、評判になりました。
その後ベルガモットの香りの水は『ケルンの水』としてフランスで広まって、
『オーデコロン』になったのでありました。
ケルンの水 → 水 の ケルン
オー デ コロン ✨