2019年 12/1
スパイスいっぱいの伝統菓子を探す旅
ドレスデン・ストラスブール に続いて
目指したのは『 Aachen アーヘン』…
ドイツの西端に位置し、次の急行停車駅
はベルギーという国境の街です。
アーヘン駅舎
街の歴史はとても古く、日本では弥生時代が始まろうかという紀元前3世紀
ローマ人がこの地にやって来て、温泉を発見!
以来人気の温泉保養地として、今に至っているそう…。
駅から旧市街に向かう途中に温泉水の給湯場がありましたょ。
体温より少し熱めでほのかに硫黄の香りが漂うお湯を手に受けていると、
地元のご夫婦が2〜3Lはありそうな容器にお湯を入れながら、にっこり😊😊
「飲んでごらん」とばかりに、常設のコップを手渡してくれました。
そのお味はほのかに甘味、塩味のミネラル感たっぷり!かなりの硬水のようでした。
近くには温泉跡の史跡もあって、温泉好きは歴史を超えて世界共通ですものね〜♨️
湯船が深いと思いません? 立位で入浴のスタイルだったのかしら?
ローマ人が去った後…
西暦800年にこの町を都としたのがフランク王国のカール大帝
現代ヨーロッパの土台を作ったことから「ヨーロッパの父」とよばれ、
トランプのハートに描かれる『キング』のモデルといわれる偉大なお方です。
アーヘンの街は、いまだカール大帝の存在感た〜っぷり!
その古都に華やぎを添えているのがこちらも600年以上の歴史をもつスパイスたっ
ぷりの伝統菓子『プリンテン 』でありました✨。