スパイスいっぱいの伝統菓子を探して55

2019年 12/4

 

ドイツ最終日…午後のフライトでしたから、

 

チェックアウト前に、ホテル近くのスーパー

 

に出かけて最後の買い物です!🏃‍♀️

 

お目当は『Hirschhorn zalz 鹿角塩』…動物

 

の角や皮から採れ「炭酸アンモニウム」で

 

ドイツでは昔からパンや、レープクーヘンを膨らませるために使われたもの。

 

ベーキングパウダーの出現によって、影がうすくなっているとはいえ、「クリスマス

 

に向かう時期はホームメイドのレープクーヘンを作る家庭が増えるので、スーパーに

 

も置いてある。」との情報を得ていましたから、是非とも見つけたい!

 

ウロウロするも、見つからず、フッと目が合ったお肉売り場のおじいちゃん定員さん

 

に「I want to make レープクーヘン…」? ? ? とにかく『レープクーヘン』を強調

 

したら、最上棚に置かれた『鹿角塩』を指して、得意顔 (^_^)v 

 

ホントに助かりました。小柄の私の視界には入り難かったみたい💦

 

心にゆとりができると霞が晴れるからおかしなもので、日本では販売されていないク

 

ノールの粉末ドレッシングはすぐに見つかり、目的達成!

 

ミュンヘン駅のバス乗り場から空港に移動して、トランクを預けてから心置きなくド

 

イツで最後のお食事す。空港に隣接するショッピング街のレストランに入って、

 

ここは南ドイツらしいものでシメないと!

 

『レバーケーゼ』… 「レバー」は「Leber:肝臓」、「ケーゼ」は「チーズ」なのに

 

材料にはレバーもチーズも見当たらず、牛肉、豚肉のミンチに玉ねぎなどの香味野

 

菜、スパイスを混ぜ合わせて型に入れて蒸し焼きにしたお料理 臭みもなく、柔らか

 

な食感で、これまた南ドイツ名物…(とはいえ、全ドイツで食されている)スィート

 

マスタードを添えるのが定番です。

 

もう1皿は『ポテトサラダ』…ボイルしたポテトをブイヨンとビネガーで和えたさっ

 

りとヘルシーな仕上がりで、帰国後我が家のレパ〜トリーに加わっています。

 

レシピを添えますので、ご参考まで…

 

             南ドイツのポテトサラダ           

《材料》

じゃがいも(メークイン)              500g(小玉6個)

玉ねぎ                 1/2玉

マスタード(ディジョンなど) 大1

orホワイトワインビネガー  大2

オリーブオイル         大2

スープ            100ml  コンソメ顆粒を熱湯で溶いて冷ます

塩              小1/3

コショウ           

砂糖              ひとつまみ

パセリ

《作り方》

ドレッシングを作る… スープにマスタード、酢、オリーブオイル、砂糖、塩、胡椒を加えてよく混ぜる。

① 玉ねぎをみじん切りにする。

 ジャガイモを洗い、水が残っている状態のままラップでふんわり包み、レンジ600Wに4〜5分かけ、熱いうちに皮をむく。

 ジャガイモを5mmのイチョウ切りにして、ボウルに入れ玉ねぎも加えて混ぜる。

 ドレッシングを③にかけて、よく混ぜる。

味が染み込むまで、1時間以上おく。…冷蔵庫保存で数日美味しくいただけます✨

味をみながら塩コショウ お好みでマスタードとお酢も加え、みじん切りのパセリを振ってめしあがれ!