時は17世紀のヨーロッパ 全身黒装束で、くちばしマスクの怪人?がいるのは ペスト患者が運び込まれた病棟内 修道院や教会が使われることが多かったようです。 ペストは各地で流行を繰り返し、そのたびに人口が 激減するほどに大暴れ! 当時 流行り病は汚れた空気によるものと考えられて いましたから、病棟の入り口では、昼夜をとわず、...
昔の昔の 風見鶏の ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ はぜの葉赤くて日入り色 … ♪ 日入り色にそまった葉とともに映る 櫨(はぜ)の実を収穫して砕き、採取した 実を圧搾して採った油を精製したものを『櫨蝋:はぜろう』と呼ぶそうです。
今はむかし… 聖武天皇のお御世(724年〜756 年)には、遣唐使が4回も唐を訪れ、修交を深め 736年にはインドのバラモン僧や唐の僧も来朝 したとの記録が残されております。 この国際交流盛んな時代に丁子(クローブ)、胡 椒、桂皮(シナモン)などが貴重な薬として持ち 込まれ、天皇が崩御されると、お宝として正倉院 におさめられたのでありました。
cocorobaスパイス通信でポツ ポツと続けて いるテーマ『クローブ 丁子』 お楽しみいただいていますでしょうか? 西洋人が命がけで探し求め🌊⛵️、インドや 中国でも重用された歴史をみてきましたね。 日本では… ? を紐解くにあたり、 先ずは、主役である『丁子』探しから始めま しょう😊 さて、右 着物の反物をご覧ください。...
暴れん坊台風が駆け抜けていきましたね⚡️ 未だ停電中の地域があるとのことで、 蒸し暑さの中 さぞかし大変なことでしょう。 一刻も早く、復旧できますように… ❤️ 我が家の庭でも、ハーブはなぎ倒され、 木の葉はちぎれ、爪痕がたくさん!
9月1日に開講された『インドカレーとチャ イの教室』は「美味し〜い」のお声と、 たくさんの笑顔があふれて、無事終了いた しました!!! 毎年9月最初の日曜日に開催が定着した感の ある『カレーフェスティバル』 『インドカレー🇮🇳』って? 色とりどりの岩塩たち...
インドネシアのスラウェシ島とニューギニア 島の間に点在するモルッカ諸島は「香辛諸 島」と呼ばれ、古くは中国、イスラム商人が 牛耳り、16世紀以降はヨーロッパ人たちが やってきて激しく利権を争いました… そのお目当は、ここでしか取れなかった香辛 料の『ナツメグ』と『クローブ』‼️...
古来スパイスの効能に注目して、健康効果を期待した のは、世界共通… 🌏 インドネシアのモルッカ諸島で採れる『クローブ』は 世界に運ばれ、紀元前200年頃インドで描かれた ラーマー王子の冒険物語『ラーマーヤナ』に、お薬と して登場します。 その後インドで発達した伝統医学『アーユルヴェーダ』 でも、「天国の香り」と称され、効能のある大切な存在...
前回ご紹介した「ペストドクター」が着用した マスクはスパイスやハーブの効力に期待をして 考案されたものでした。 同じく感染症などの災いから身を守る魔除け: お守りとして、中世ヨーロッパで使われたのが 『ポマンダー』です。 金や銅で作られた円形の飾りで、中に練り香料を 入れて、その香りを魔除けとして腰に下げていた んですって。...
ご無沙汰しました… 久しぶりに「釘のような形をした甘い香りの スパイス」:『クローブ』のお話といたしま しょう。 肉食中心のヨーロッパで、『クローブ』は 『胡椒』とともに、肉の保存や調理の風味付 けに欠かせないスパイスだったのですが、その使い道はそれだけにあらず!